富山では2021年01月08日から
記録的な大雪となっています。
35年ぶりの大雪ということです。
雪は舞いながら積もるイメージなのですが、
今回の雪は雨のように降って、
瞬く間に積もりました。
富山県内各地で
交通渋滞が発生し、
帰宅困難者も出ました。
私も勤務先の黒部市から
自宅のある富山市まで
帰宅するのにかなりの時間がかかりました。
帰宅所要時間は8日の日で6.5時間、
9日の日は7時間でした。
同僚の話では、8日の日は
富山市から高岡市まで行こうとすると
12時間、人によっては丸1日かかったようです。
今回の交通渋滞の原因について、
渋滞中に見たものを
記載していきたいと思います。
原因がわからず
ただ待つということは
つらいです。
原因がわかって
心が少しでも落ち着いていただければと思います。
目次
交通渋滞となった要因
- 大雪により高速道路が通行止めとなり、県内外へ移動していた車が下道に降りた(交通量の増大)
- 電車・バスが運行不可となり、送迎の車が増えた(交通量増大)
高速道路から降りた車は
国道8号線に向かうため北上します。
また、富山駅は県の北側にある為、
送迎の車も北上する車が多くなります。
このことにより北へ向かう道は、
道の大小によらず渋滞で数珠繋ぎとなっていました。
また、東西に伸びる道でも、
北へ向かう道路が混雑しているため、
交差点で右左折できない状態でした。
これに加え、各地で雪による走行不能車や
事故が多発していたことで
極度の交通渋滞が発生したと思われます。
雪渋滞時のアクシデント
スタックによる走行不能
スタックとは雪やぬかるみにタイヤがハマり、
動けなくなることをいいます。
タイヤが空回りするため、
前にも後ろにも進みません。
スタックが起こりやすい場所は、
雪が深い場所や
雪による段差が大きいところ(交差点等)です。
今回の渋滞でも
県道や市道などで
スタックしている車が多くみられました。
小型車やトラック、車高の低い高そうな車など
特に多くみられました。
トラックやトレーラーなどは
積み荷を降ろした後では駆動輪に荷重がかからず、
タイヤが空回りしやすかったのではないかと思います。
また、警察により道が封鎖されていたところもありました。
それは車のスタックなどにより通行ができない場所でした。
スタックの対処法としては、
- タイヤ周囲の雪を除去する
- タイヤと雪の間に敷物をして空回りを防止する
- アクセルを踏むときに人に押してもらう
などがあります。
交通事故
道路状況が悪くなるため
交通事故が起きやすくなります。
- 雪にハンドルをとられ、路肩やほかの車に衝突する
- 道幅がわからなくなり、路肩、用水路、雪壁などにつっこむ
- 無謀運転(スピードの出しすぎ、無理な追い越し、トラックのUターン)
この記事の冒頭の写真は、9日の写真です。
細かい雪で視界がわるく、
辛うじて車の轍が見える程度です。
実際には写真左側に雪壁があるのですが、
実際に肉眼でみても境がわかりにくい状態でした。
対策としては
- 十分な車間をとること
- スピードの出しすぎに注意すること
などになるかと思います。
もらい事故の可能性も大いにありますので、
注意して走行してください。
まとめ
今回の富山県の記録的な大雪による交通渋滞は、
高速道路、公共交通機関が
機能停止したことによる交通量の増加と
雪による走行不能車、交通事故の
多発によるものでした。
2020年末に今季最大の寒波がくるという予報でしたが
大したことなかったので
今回の雪も大丈夫だろうと甘くみていた結果
大変な目にあいました。
例年であれば、
1月、2月の雪がひどいので
これからも気を付けて運転していきましょう。